インド旅行編も後編です。今回は、タージ・マハルのあるアグラを後にし、ヒンディー教の聖地ヴァラナシに向かいますが…

アゴラからヴァラナシの移動手段はいくつかあります。最も早いのは飛行機で、デリーを経由してヴァラナシに向かいます。電車も利用可能で、時期によっては直通の夜行列車があるようです。今回は、デリーまでは電車、デリーからヴァラナシを飛行機(Indigo)という組み合わせで予約しました。

アグラ(Agra Cantonment)駅11時25分発の第20171列車に乗車するため、11時前には駅に着きました。電光掲示板を見ると、確かに自分の乗る電車が表示されています。が、出発予定時間を見ると…。19:01発と、約7時間遅れが確定していました。デリー空港20時発の飛行機を予約しているため、19時発では確実に間に合いません。鉄道の職員に状況を聞くと、霧による遅れとのこと。周囲は霧に包まれており、視界不良であることは確かです。

すでに予約し支払いも済ませている飛行機になんとか間に合わせるべく、別の移動手段を探します。電車の他には、バスや飛行機という手もありますが、今回はすぐ手配できるタクシーを探します。駅を出ると、タクシーの客引きが大量にいます。Uberでの移動は金額も事前確定するためもっとも安全ですが、アプリで配車手配するも、マッチングしません。アゴラとデリーは約200km離れているため、Uber intercityという特定の車両でなければマッチしないようでした。

時間も迫っておりUberは諦め、タクシーを探します。客引きからの提示は約10,000円でしたが、交渉に交渉を重ねると約7,000円まで下がりました。それでもUberよりは高かったと思いますが、諦めて7,000円で妥結しました。客引きがデリーまで運転するわけではないようで、途中ガソリンスタンドのようなところで車を乗り換えました。

デリーまでお供してくれる車はスズキのセダン車でした。新しい車というわけではなかったですが快適でした。ドライバーは、イスラム教徒と言っていました。途中、ガソリンスタンドで給油です。

出発から5時間半、16時30分頃にニューデリー国際空港に到着しました。道中はしっかりと高速道路が整備されており(乗り心地は良くなかったですが)意外にも快適でした。

デリーからヴァラナシまでは、インドの最大手LCC「indigo航空」で向かいます。2006年の設立以来、国営のエア・インディアをも凌駕する勢いで成長しており、定時性や快適性にも定評があるとされています。出発時間まで4時間程度ありましたので、PriorityPassで入れる「ENCALM LOUNGE」にやってきました。


中はインド人旅行客で大混雑で席を見つけるのがやっとな状態でしたが、料理はインド料理を中心に提供されており、少し辛い点を除けばどれも非常に美味しくいただきました。

搭乗開始時刻に近づいたためゲートに向かったところ、使用機材到着遅れのため1時間遅延とのこと。Indigoは定時性に定評があると聞いていただけに残念ですが、まあ1時間程度の遅延であれば問題ありません。

結局遅れは1時間ではなく、1時間半になりましたが、搭乗しました。機体のA320は思ったよりも新しく(2019年製)、シートも綺麗でシートピッチも悪くありません。

タキシングが始まりようやくヴァラナシに向けて離陸かと思っていたところ、滑走路に入る手前で機体が停止しました。しばらくすると、なんと、機長からアナウンスが。「ヴァラナシ空港の視程が急激に下がり、着陸ができない状況のため、この飛行機は欠航となります。」機体は、なんと駐機場に戻っていきます…。

他の乗客からも落胆した声が聞こえてくる中、機体は駐機場に戻り、降ろされることになりました。航空券は払い戻しになるのか、明日の飛行機に変更はできるのか、全く状況がわからない中、バゲージクレームに戻ってきました。Indigoのカウンターには乗客が集まっていましたが、人を掻き分けて明日朝一の航空券に変えてもらうようお願いしました。

手荷物は戻ってきて明日の航空券も受け取りましたが、もう一つ問題が…。今夜のホテルは、ヴァラナシに取ってあります。どうあがいても今日中にヴァラナシに着くことは不可能なため、ニューデリー空港の近くで泊まるほかありません。疲れていたので、あれこれ探す余裕もなく、マリオットアプリから、「JWマリオット・ホテル・ニューデリー・エアロシティ」を予約し、タクシーで向かいました。朝からの遅延の連続で、とても疲れましたが、ホテル自体は大変快適に過ごすことができました。

翌朝、朝食はクラブラウンジでいただきました。マリオット系列のため、インド料理だけでなく洋食が充実していてどれも本当に美味しくいただきました。

ヴァラナシ行きに再挑戦ということで、10:55発の6E2361便に搭乗します。

2017年製、A320です。FastForwardという優先搭乗のオプションを購入していたため、他の乗客より一足先に搭乗することができました。

ようやくヴァラナシに飛べると思ったのもつかの間、また動きません。機長からの説明では、「ヴァラナシ空港の視程が800mを下回っているため向かうことができない。状況が改善するかもしれないので、機内でしばらく待ってほしい。」とのこと。

機内の狭いシートで1時間は待ったでしょうか。本当に苦痛な時間でしたが、途中このようなお菓子のセットが配られました。

12時半ごろ、機長から状況が良くなったとのことで離陸する旨アナウンスがありました。乗客は拍手喝采。遅れること1時間半離陸しました。デリーからヴァラナシは、約700km、飛行機では約1時間の距離です。離陸してからはあっという間でした。

事前に予約してあった機内食のサンドイッチが出てきました。コーラもあわせていただきました。

前日、11時にアゴラを出発してから、27時間。濃霧のおかげで電車&飛行機の遅延・欠航に見舞われながらも、やっとの思いでヴァラナシに到着しました。次回は、ヴァラナシの旅行記をお届けします。


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