インド・デリーの名所を一挙に1日観光【2023-24年末年始インド編】

2023年〜2024年の年末年始は、インドを旅行しました。デリー、アゴラ、バラナシの3都市を1週間で巡ります。今回は、2日目(実質1日目)のデリー市内観光の様子をお届けします。

目次

出発・インド門

日付は2023年12月31日、大晦日です。前日夜にJALでデリーに到着し、今日は実質1日目になります。

今日は、Get Your Guideというオプションツアーサイトで予約したプライベート1日ツアー(言語は英語)でデリー市内を観光します。ツアー代は1人3,000円程度でした。

Get Your Guide 旧デリー市とニューデリー市のプライベートガイド https://www.getyourguide.jp/new-delhi-l231/new-delhi-full-day-old-new-monuments-private-tour-t98637/?ranking_uuid=922f69e7-6ab7-4889-bf53-83031615ca04

宿泊している「ルメリディアン ニューデリー」に8時30分に迎えに来ていただけることになっていましたが、8時30分を過ぎてもツアーの車が現れず、一瞬焦りましたが、15分ほどすると、白いスズキのセダン車が到着しました。今日のガイドは私と同い年の28歳、ジャイプール出身のVijayさん(男性)でした。英語も流暢ですし、ドイツ語も話せるため普段はドイツ人観光客の案内をしているそうです。ガイドが運転手を兼ねるのかと思いましたが、運転手は別にいました。

まず、ホテルから至近距離の「インド門」に訪れます。インド門は、戦死したイギリス領インド陸軍の兵士の記念碑でとして建てられたものです。この日は午後の一部の時間を除いて濃霧となっており、300m先が見えないような状態でした。

ラジ ガット(ガンジーのお墓)

ラジ ガットは「インドの父」とも言われる「マハトマ・ガンジー」のお墓で、黒い大理石の墓石と緑豊かな庭園が特徴となっています。墓石には、ガンジーの最期の言葉「ヘイ・ラーム」(おお、神よ)が刻まれています。

ジャーマー・マスジド

車は、ラジ ガットがあるニューデリー地区からオールドデリーに向けて走り出します。ニューデリーからオールドデリーに入ると一気に雰囲気が変わり、インドらしいカオス感が増してきました。

デリーは、ムガル帝国をはじめ古くからの歴史を有し、多くの歴史的遺産が点在しています。一方、ニューデリーはデリー内に位置する首都地区で、インドの政治と行政の中心地となっており、政府機関や外国大使館などが集中しています。(多くの高級ホテルもこの地区に立地)イギリス領時代に計画的に作られた地域であり、緑が多く瀟洒な雰囲気になっています。

ムガル帝国によって作られた「ジャーマー・マスジド」というモスクにやってきました。入場する際に靴を脱ぐ必要があります。入場料は無料なはずですが、靴を管理する人たちがいて靴を指定のエリアに置いておくと管理料(200ルピー・360円)を徴収されそうになりました。インド人ガイドが付いていたのでごく少額を渡すことで解決したようです。また、周りにはどこかの高級ホテルから貰ってきたのであろう使い捨てスリッパを売る人もいました。ここに限らず、靴を脱がなくてはいけない場所がありますので自らビニール袋を持参することをオススメします。(靴下が汚くなるので替えも欲しいですね)中に入るとさっきまでのカオスは嘘のように落ち着いた空間が広がっています。

ジャーマー・マスジドは、オールドデリーの中心部にあるインド最大のモスクで、ムガル帝国の皇帝シャー・ジャハーンによって1656年に完成しました。このモスクは、赤砂岩と白大理石を使用したインド・イスラム建築の傑作であり、最大25,000人を収容できます。その壮麗なアーチとミナレットは、デリーの歴史的な重要な要素の一つです。

オールドデリー

サイクルリキシャに乗ります。30分程度の乗車で400ルピーだったと記憶しています。ガイドも含め大人3人が乗っていますが、おじさんは汗だくになりながら一生懸命漕いでくれます。

途中で有名なチャイのお店に寄ります。

一杯60ルピー、100円です。インドではチャイは素焼きのコップに入れて、飲み終わったら叩き割るというのが慣習となっているようですが、このお店の場合は近くにゴミ箱が設置されておりそこに捨てる人がほとんどでした。

1枚の写真の中の情報量が多いですね。カオスな町中を歩きます

途中、ガイドに茶葉を売るお店に連れて行かれました。結局、マサラティーの茶葉を購入しました。オーガニックと書いてありましたがホントかどうか分かりません。

路地の中に入ると大量のスパイスの袋がそこら中に置いてありました。ガイドによると世界中に輸出するとのこと。

フマユーン廟

オールドデリーを後にし、次は世界遺産のフマユーン廟にやってきました。入場料は外国人料金で600ルピー、1000円です。色は違えどあまりに見た目がタージマハルに似てるので驚きましたが、関連性があるようです。(こっちが先にできたとのこと)

フマユーン廟は、壮大な墓廟で、ムガル帝国の第二代皇帝フマユーンのために1565年に建設が始まりました。この建築物は、インドにおけるペルシャ式庭園を取り入れた最初の例であり、後のタージ・マハルの設計に大きな影響を与えたとされています。赤砂岩を主体に使用したこの建築は、ムガル建築の傑作の一つと評価されており、世界遺産にも登録されています。

天井のドームを見て分かる通りイスラム建築を取り入れたデザインになっています。インドに来るまでは、インドといえばヒンドゥー教のイメージがありましたが、かつてこの地を統治したムガル帝国はイスラム王朝でした。

昼食

お待ちかねの昼食は、「Waves」というインド料理のレストランでいただきます。高級店のようで、日本人観光客も数組いました。肝心のお味の方は確かに美味しく、辛さも控えめにしてもらったので完食できました。

  • Mahi mahi tikka(シイラという魚のグリル) 995ルピー
  • Butter Chicken (バターチキンカレー) 785ルピー
  • Mutton curry (羊肉カレー) 995ルピー
  • Green salad (サラダ) 235ルピー
  • Garlic Naan(ガーリックナン) 125ルピー
  • Cheese Naan(チーズナン) x2 250ルピー
  • 合計 3,910ルピー、7,000円(税、サービス料込み)

クタブ・ミナール

お昼を食べたあとは、世界遺産のクタブ・ミナールへ。初のイスラム王朝が北インドを支配したことを記念して作ったミナール(1日5回の礼拝を呼びかける塔)です。これは、アラーイー・ミナールというものです。

右の塔がクタブ・ミナールです。以前は登れたそうですが、子供が事故で亡くなったのをきっかけに立ち入り禁止になったそうです。

クタブ・ミナールは石造のミナレットで、高さは約73メートルです。この壮大な塔は、イスラム建築の優れた例であり、1193年にクトゥブッディーン・アイバクによって建設が始まりました。細かい彫刻が施された5つの階層から成り、その緻密な彫刻とコーランの詩が刻まれた壁面は訪れる人々を魅了します。

その後は、謎のショッピングモールに連れて行かれ、絨毯やサリーなどを押し売りされましたが結局買いませんでした。

シーク教寺院(Gurudwara Sri Bangla Sahib)

予定上は、ロータス寺院というバハイ信教の礼拝堂を訪れる予定となっていましたが、大晦日だからか入場に大行列ができており、時間の関係から断念し、シーク教の寺院に行くことになりました。インド人はターバンを付けているイメージがありましたが、基本的にはターバンをつけているのはシーク教徒ということになるそうです。(髪の毛を切るのが禁じられており、伸びた髪をまとめるのに使うとのこと)非シーク教徒は無料で借りられるオレンジ色の布を頭に巻き付け、靴を脱いで裸足で寺院に入場します。撮影禁止のため写真は撮れませんでしたが、内部は金がふんだんに使われており、中庭には不死の池という巨大な池があり、沐浴をしている人が大勢いました。最後、寺院を出る際に、身分に関係なくひとり1つ「Karah Prashad」という小麦粉で作られた温かく粘り気のあるお菓子が配られました。正直、ドッグフードのような味がして吐きそうになりましたが、神聖なお菓子とのことです。

シーク教は15世紀にインドで発祥した一神教で、平等と正義、内面の信仰と外面の奉仕を重んじます。現在のインド人の2パーセント程度が信仰しています。シーク教の寺院は「グルドワーラ」と呼ばれ、誰でも入場できる開かれた場所です。グルドワーラでは、「ランガル」という共同食事が提供され、これはセヴァ(無償奉仕)の精神を体現しています。ランガルは、宗教や社会的地位に関係なく、訪れる全ての人に無料で提供されます。

終わりに

ツアーは、17時過ぎに終わり、ホテルまで送迎していただきました。デリーは、古代王朝の歴史が息づく街で、クタブ・ミナールやジャーマ・マスジドなどイスラム文化の影響が色濃く残る名所が多数あり、インドの歴史的多様性を象徴する街だと感じました。次の日からは、世界遺産「タージマハル」があるアゴラに向かいます。

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この記事を書いた人

28歳男性。国内45都道府県、海外21カ国・地域を駆け巡り、旅とホテルと飛行機を愛する。JALグローバルクラブ会員(2022年修行)、Marriott Bonvoyプラチナエリート、リゾートトラスト社エクシブ箱根離宮の会員権所持。桃源郷を彷徨うような心地良い旅をしたいという思いを込めて、「桃源遊歩」というブログをスタート。

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